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ACEWELL デジタル多機能メーター ACE-1100に換装

以前のブログの記事で、DAYTONAのNANO2タコの事を記載しましたが、これは単機能のディバイスで回転計以外の基本機能はありません。
冬が近づいて気温が下がるにしたがって、暖気運転の基準が全くわからなくなってきました。
夏場から秋にかけては概ね5分程度暖気を行っていましたが、冬になって気温が氷点下になった朝方などは、どれくらいの暖気で走れるのか基準が必要と感じました。
そこで、いくつか候補を探し始めました。


必要な機能としては下記の5点を考慮しました。
(1) 回転計機能がある事
(2) 温度センサーが1つ以上使えること
(3) 電圧も表示できること
(4) 表示は見やすく大きく表示されること
(5) 回転計にはバー表示ができほうが良い


上記の5点を条件に検討した結果、下記の2候補が最終的に残りました。
(1) ACTIVE DITIGAL MONITOR V4 レブ&テンプ
(2) ACEWILL ACE-1100
ACTIVE DITIGAL MONITOR V4 レブ&テンプは、回転計・水温/油温(任意の2つ)・電圧・時計等・シフトポジションがモニターできるマルチメーターで、価格はamazonで¥13,000円です。
ACEWILL ACE-1100は、回転計・水温/油温(任意の1つ)・電圧・時計等・燃料計・回転と温度にそれぞれ設定した警告表示ができるマルチメーターで、価格はamazonで¥12,160です。


結果、どちらも要件を満たしているのですが、表示の大きさでACE-1100を選択しました。


取り付けは、NANO2タコの配線を利用して行いましたので、電源やイグニッションパルスの作業は行っておりませんが、水温センサーは新たに取り付ける必要があります。
KITACOのJF28/KF12のLCDデジタルスピードメーターは取説では、温度センサーをラジエーターのLOWER側に付けるようになってます。
通常、水温センサーはUPPER側に取り付けるのが普通で冷却された温度を測っても暖気の基準にはなりません。
そこで、ACEWELL社にメールで問い合わせして、UPPER側に取り付けることを確認し、ついでに1/8センサーアタッチメントについても確認しました。
いくつか候補をあげて具体的に質問した結果、センサーのストロークが深めなのでKITACOのアタッチメントを推奨されました。
底付すると水流が悪くなって冷却効率が下がるので注意が必要です。
アタッチメントはPCXにアッパー側のラジエーターホースは16mmが採用されているので、KITACOの水温計アタッチメントφ16用を追加購入しました。



PCXのアッパー側のスペースは、ネット調べても皆さん四苦八苦されていることがわかっていましたが、やはり加工が必要です。
アタッチメントの両側をグラインダーで均等に削って、ぎりぎり入るようにします。
これが入ればあとは水漏れ処理を行って、バンドをかけてとりつけます。
あとは、センサーの配線をインパネまで引き込んでカプラーにさすだけです。


レピューですが、なかなかいいです。
なんといっても表示が大きいので見やすいですし、タコーメーターの反応も早く使い勝手はいいです。
温度センサーは1秒に一回程度の更新のようです。
このメーターは、汎用なので2ストにも対応しているので、点火毎に対する表示倍率を設定する必要があります。
4ストは2回転に1パルスとなるので、×2の設定となります。
最初にアイドリングで表示された数値が800rpmとか900rpmだったので、よくよく確認すると倍率設定が必要でした。
燃料計表示はOFFにしています。
最初の写真は、完全暖気後の写真で4620rpmで速度は50km弱、水温は85℃が表示されています。
PCXの水温は概ね85~86℃になるようになっています。


取り付けには、何かと手間と費用がかかりますが、私のようにご自身の愛車を長く使用したい方にはとてもお勧めできます。




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