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PCX駆動系ライトチューンとリフレッシュ (1)

さて、待望の駆動系のライトチューンとリフレッシュです。
スクーターに乗っておられる方々は、ご自分の愛車にある程度の満足をしておられると思いますが、やはり自分の好みの特性をもって走行したいと考えると思います。
その特性は、個人的な背景が要因として加味されることが多く、故に千差万別であることになります。
たとえば、通勤に使っておられる方は街乗り中心で燃費重視とか、とにかく60キロまでは速くしたいとかです。


では、私の思い描く状況をまとめて見ます。
1. 燃費は現状維持(43~45/ℓ)
2. 60Km/hの回転数は現状維持(ノーマルでOK)
3. 高速道路走行時の追い抜き安全マージンを稼ぐために最高速をアップ(概ね120km/h)
4. クラッチインは現状の3,500rpmで問題ない
以上4点になります。


私の場合はレジャーにしか使用しませんので、加速は現状程度あれば問題なく回転に対する速度の状況も現状で問題ありません。
したがって、上記の3番が今回のライトチューンのテーマにすることになります。


スクーターの駆動系のメカニズムは、非常に良くできており機械的に無段変速を実現するある意味理想のシステムでしょう。
しかし、その特性にはさまだま名好みが合って当然なので、役割を担っている部品を交換することにより、その特性を変化させることができます。


下記のHondaサイトの説明はわかりやすく参考になります。
Honda | バイク | ベンリィちゃんと学ぶバイクメンテ | クラッチ(詳細)


ここで、テーマである最高速をアップする方法を考察してみましょう。
現在PCX KF18ではレブリミットが10,500rpmで設定されております。
これを解除し、且つ回転できるようにすれば最高速はアップします。
これには点火系チューンと、エンジンのチューンが必要で費用対効果で言うと、大事になってしまいますので却下です。


次にファイナルギヤのハイギヤ化ですが、KF12が53TでKF18は54Tとなっています。
ちなみに、キタコのハイギヤーキットは51Tなので、KF18はKF12に比べてローヤードになっているということです。
キタコのギヤはやりすぎ感が満載で、おそらく出足が相当悪くなると想像できます。
もっとも、トルクがあれば問題ないので、ボアアップ車向けのものと考えられます。
余地としては、KF12ギヤを流用するというのも面白そうですが、これは今後にとっておきます。


最後に、駆動系プライマリ側によるチューンですが、今回はこれを実施することにしました。
まず、ドライブフェイスとプーリーをアドバンスプロ社製の14度に換装します。
純正が15度なので狭くすることで、外側までベルトを持っていけることになります。
さらに、同社のプーリーとフェイスは純正より大きくなっていますので、最高速アップが期待できます。
ウエイトローラーをオーバーサイズのものにします。
通常20øですが、同社のウエイトローラーは若干大きめです。
これを利用します。



まとめ
今回交換を行う部品
ウエイトローラー:純正(18g×6)→アドバンスプロ(17g×6)
ドライブフェイス:アドバンスプロ14度
プーリー:アドバンスプロ
ベルト:デイトナ77111


以上となります。


次回には、作業などをレポートします。






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