各務原航空宇宙博物館での「飛燕」見学と鈴鹿スカイライン
皆様、ご無沙汰しております。
今週は梅雨の前の晴れ間ということで、「各務原航空宇宙博物館」で飛燕の実物が公開されているとの事で見てきました。
今回のルートです。
現在、「各務原航空宇宙博物館」改築中で来年の3月には新たにオープンするそうです。
その間に、限られたスペースで企画展のような状態で「飛燕」が公開されていました。
私は、昔からこういった太平洋戦争戦争や第二次大戦時の航空機や戦車などを好む、ミリオタなのです。
と、言うことで陸軍3式戦闘機「飛燕」については、WIKIのリンクを張っておきますので、ご参考にお願いいたします。
この機体ですが、アメリカに接収されて、長く米軍の横田基地で保管されていた機体で、1953年に返還されたそうです。
その後創造メーカーである川崎重工業の手によって復元されたもので、昨年秋に神戸の川崎ワールドで組み立てた状態で公開されていましたが、分解状態ではありますが見学してきました。
コックピットの計器類です。
現在の航空機のような景気は無く非常にシンプルです。
次にエンジンです。
このエンジンは当時日本では数少ない液冷エンジンです。
メッサーシュミットBf109などに採用されていた、ダイムラーのDB601をライセンス生産したものがハ40でこのエンジンは水メタノール噴射とスーパーチャージャーを追加した派生型のハ140です。
陸軍の場合はハ(発動機の意味)で形式を分けていました。
同じ形式のエンジンが海軍にもありました。
アツタと呼ばれていましたが、こちはら海軍の艦上爆撃機「彗星」に搭載されていました。
実は、陸軍と海軍それどれにダイムラーにライセンス料を払っていたようで、ヒットラーに笑われたと言う逸話があります。
投影図面で気がついたことは、シリンダーヘッドが下を向いている点です。
現在の自動車やバイクのエンジンで、下を向いているエンジンは無いように記憶していましたので、特徴を感じました。
これは、ハ140から追加された加給機です。
当時、高熱高速回転する排気タービン(ターボ)は、日本では実用レベルではありませんでした。
したがってコンプレッサー形式の2速加吸機などが採用されていました。
プロペラスピナーです。
プロペラです。
主翼部分です。
主脚とカバーフェアリングです。
胴体です。
オイルクーラーとラジエーターです。
水平・垂直尾翼です。
尾翼です。
最後に(木製)増装です。
ちょっと残念だったのは、分解状態であった事と塗装が無い状態である点でしょうか。
来年3月には組み立て展示がされるようだそうです。
このあとに、一路木曽川を南下して桑名から四日市へ向かい、前回走れなかった国道477鈴鹿スカイラインを走ってきました。
今回も動画をお届けいたします。
PCX150ソロツーリング 国道477(鈴鹿スカイライン)三重→滋賀走行記録
12:30あたりに事故が発生していたようです。
はみ出して対抗車の腹に当たっていました・・・・
かなりえげつないヘアピン連続の道でした。
冬季は通行止なのですが、車のペースがめちゃ遅く追い越しポイントもないので、
朝などをお勧めします。