我がXMAXは斯く走れり!

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駆動系のリフレッシュを行いました。

みなさまいかがお過ごしでしょうか?


さて、今回の記事は駆動系のリフレッシュについてです。


スクーターのCVTは、ケブラーを芯にしたゴム製のベルトを利用しているで、当然磨耗して減ってゆきます。
磨耗する部分としては、主にはベルト自身、プーリーやドライブフェイス、ドリブン、ウエイトローラー、スライドピースなどが考えられますが、最も危険なのがベルトです。
整備規定では20,000Kmで交換になっているようですが、この基準は純正のベルトで社外品のベルの基準ではないことを理解しておいたほうが良いでしょう。


私の場合は、総合的に判断して前もって交換してしまう方法を行っています。
定期的に駆動系のクリーニングも行っておりますし、各部品の磨耗度合いも確認していますので、安心して乗ってます。
当然、経費的な問題もありますが、遠出の多い私としてはベルトが切れたなどのハプニングにあうよりはましですので、そのように判断しています。


今回ゲットしたものです。

アドバンス・プロの14度のプーリーセット
星野設計のランプレート
デイトナの強化ベルト

純正クランクケースガスケット
デイトナのウエイトローラー19g×3と18g×3
純正のスライドピース
以上を準備しました。


まずは、下準備です。

まずは、プーリーとウエイトローラーをグリスアップします。
麺棒を使って薄くコーティングをする程度に塗ってゆきます。
塗りすぎると、他の部分に飛散してベルトのすべりの原因になるので注意が必要です。


ランプレートにも塗ってゆきます。
この星野設計のランプレートですが、純正のランプレートのローラーの初期位置から中間までを角度を付けて削っています。
一番深いところで概ね0.8mmくらいです。
つまり純正初期位置では-0.8、そこから中間位置までの8mm程度の移動する間に+-0mmに変化させています。
この、ランプレートの利点は、低い変速域にはシム効果があり高い変速域ではノーマルと同様と言う点です。
シムはランプレート全体の特性をシフトするだけなので、この違った効果を試したくて購入しました。
純正部品から+2,000円程度の4,100円ですが、加工費用としてはその程度は理解できるところです。


サックリ組み付け終了です。
電動インパクトは効果絶大で、ユニバーサルホルダーなしに駆動系のナットが外れるのに感動すら覚えましした・・・・


さて、試走を行った結果のレビューですが、5,000rpmまではゆっくり速度があがる程度の変速しか行いません。
私としては、5,000rpmでももう少し速度が上がって50km程度まで達してほしいので、ウエイトローラーを19g×6に変更しました。


60kmで5,800rpm程度、70kmで6,200rpm程度、100kmで7,400rpm程度となりました。
最高速は未確認です。


率直な感想ですが、街乗りでは燃費は落ちますが乗りやすくなったというか、
60Kmまでの加速が鋭くなったので、車線変更等の位置取りや、車の列から離れる際には有効です。
以前はプリウスPHVの加速に劣っていた状況でしたが、現状はそれ以上になっています。
不思議なことに6,000~6,500rpmの間に変化が生まれ、この間に70~80kmへ加速します。
ちょっとリニアな変化じゃないので戸惑いますが、理屈がわかっていれば理解できますね。


最高速と加速を両立させるには、手っ取り早くは星野設計のランプレと言うことで、今回の記事を締めくくらせていただきます。


では、またの記事でお会いしましょう。

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